Genesys、Copilots と Virtual Agent の A2A・MCP ネイティブ対応を発表(提供は会計年度第4四半期見込み)
概要
Genesys が、自律性を高めたAIエージェントを発表しました。Agent2Agent(A2A)と MCP をネイティブの相互運用機能として位置づけ、エージェントがワークフローを起動し文脈を保ったまま連携できるとしています。Genesys Cloud Copilot と Virtual Agents の全面提供は会計年度第4四半期(2025年11月1日〜2026年1月31日)を見込みます。
何が起きたか
Genesys は、A2A と MCP をネイティブの相互運用機能として組み込んだAIエージェントを発表しました。個別の連携を作り込まずに、複数のエージェントがワークフローを起動し、文脈を保ったまま部門をまたいで協調できるとしています。全面提供は会計年度第4四半期(2025年11月1日〜2026年1月31日)の見込みとされ、発表時点では提供前です。
選定にとっての意味
A2A に対応したベンダーは当サイトの調査時点でごく少ありません。MCP が「AIエージェントと外部ツールを繋ぐ」ためのものであるのに対し、A2A は「AIエージェント同士を繋ぐ」ためのもので、役割の異なるエージェントを分担させる設計が現実的になるかどうかを左右します。大手CCaaSが両方に正式対応を表明した意味は、この設計が一部の実験ではなく製品の前提になり得ることを示した点にあります。ただし発表時点では提供前であり、対応表明と実提供を分けて読む必要があります。
見るべき点
見込まれた会計年度第4四半期に実際に提供されたか、また A2A の接続先として実際に何が繋がるのかを追う必要があります。プロトコルに対応していても、繋ぐ相手が自社製品だけであれば相互運用性の価値は限定されます。