Sierra、Personal Agent Protocolのドラフト仕様を公開、設計パートナーにZendesk・OpenAIなど35社が追加参加

発表 掲載 Sierra

概要

Sierraは2026年10月9日、Metaと共同策定中の標準「Personal Agent Protocol」(愛称Poppy)のドラフト仕様をpersonalagentprotocol.orgで公開したと発表しました。Zendesk・OpenAI・Visa・PayPalなど35社が新たに設計パートナーとして加わっています。

何が起きたか

Sierraは公式ブログ記事「Sharing a draft of Personal Agent Protocol」(2026年10月9日付、著者Bret Taylor氏・Clay Bavor氏)で、Metaと共同策定中のオープン標準「Personal Agent Protocol」(愛称Poppy)のドラフト仕様をpersonalagentprotocol.orgで公開したと発表しました。あわせて、Adyen・Bank of America・OpenAI・PayPal・Visa・Zendeskなど35社が新たに設計パートナーとして加わったことを明らかにしています(10月6日時点の参加企業はMeta・Genesys・Instinct・Rocket・Shopify・Stripe・Walmart)。仕組みとしては、企業がウェブサイトの標準アドレス(/.well-known/poppy.json)に設定ファイルを置くことで、パーソナルエージェントがサインイン方法や許可される操作範囲を把握できるとされています。原文には「Poppy is built on the principle that customers decide what access to give their personal agents」とあり、ドラフトは「a starting point」であって今後の設計ワークショップやリファレンス実装を経て改訂される前提と説明されています。

選定にとっての意味

Personal Agent Protocolは、企業が外部のAIエージェントに自社システムを呼び出させるMCP・A2Aとは逆方向で、消費者が持つパーソナルエージェントを企業側がどう受け入れるかを定める標準です。今回、設計パートナーにZendeskとOpenAIが加わったことで、コンタクトセンター業界とAIプラットフォーム側の双方が同じ標準の策定に関与する構図になりました。自社のチャットボットや音声エージェントだけでなく、顧客が持ち込むパーソナルエージェントへの対応力も、今後の選定軸になり得ます。

見るべき点

今後1か月以内に予定される設計ワークショップとリファレンス実装の公開内容、国内のコンタクトセンターベンダーが参加するかどうかを注視します。

出典

Sierra 公式ブログ

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