Ada、MCP経由でナレッジソースを作成し記事を登録できる機能を追加
概要
Adaが公式ドキュメントのリリースノートで、MCPサーバーに接続したAIアシスタントが新しくナレッジソースを作成し、そこに記事を登録できるようになったと発表しました。従来はMCP経由で書いた記事が「Created in Ada」という単一の置き場にまとまってしまっていました。
何が起きたか
Ada は公式ドキュメントのリリースノートに2026年9月11日付で「MCP: create knowledge sources and file articles into them」を追加したと記載しました。原文には「An AI assistant connected over the MCP server can now create a knowledge source and file the articles it writes into that source.」とあります。具体的には、edit_agent_config が knowledge_source エンティティ(name・任意の external_id・任意の metadata)の作成を受け付け、list_entities に entity_type='knowledge_sources' を指定するとAdaのID・Knowledge API側のexternal_id・削除状態を返し、edit_agent_behavior が記事の作成・更新時に knowledge_source_id を受け付けるとしています。ソースの作成のみが対象で、名称変更や削除はKnowledge API側の機能のままとも記載されています。ダッシュボード側では、どのソースに登録された記事でも編集・削除ができ、保存しても『Created in Ada』へ戻らなくなったとしています。
選定にとっての意味
Adaは2026年1月に自社をMCPサーバーとして外部のAIアシスタントに公開する対応を発表しており、8月26日には逆方向(Ada自身が外部のMCPサーバーに接続してツールを呼ぶ)機能も追加していました。今回の更新は前者の方向、つまり外部のAIアシスタントがMCP経由でAdaを操作する側の対応をさらに一歩進め、記事単位だけでなくナレッジベースの構造(ソース単位の整理)まで操作できるようにするものです。AIエージェントにナレッジ管理の運用まで任せたい導入検討者にとって、MCP対応が実際にどこまで細かい操作に及ぶかを見る材料になります。
見るべき点
ナレッジソースの名称変更や削除がMCP経由でも将来できるようになるか、Knowledge API側の機能とどこまで足並みを揃えるかが確認点です。Webサイト取り込みや外部連携によるソース、削除中のソースへはMCP経由の記事登録を拒否するとしており、この対象外の範囲が今後広がるかどうかも注視したいところです。