IVRy、日本ハウズイングが対話AIプラットフォーム「アイブリー」を全国事業部へ展開することを決定したと発表
概要
株式会社IVRyは2026年10月20日、マンション管理受託戸数国内最大手とされる日本ハウズイングが、対話AIプラットフォーム「アイブリー」を全国の事業部へ順次展開することを決定したと発表しました。2026年7月1日に一部事業部で先行稼働しており、月間約1万件の受電で電話応答と後処理の時間を90%削減したとしています。
何が起きたか
IVRyは2026年10月20日付のPR TIMES発表で、マンション管理受託戸数で国内最大手とされる日本ハウズイングが「アイブリー」の全国事業部への展開を決定したと発表しました。原文によれば、2026年7月1日に関東の一部事業部で本番稼働を開始しており、月間約1万件の受電で電話応答と後処理にかかる時間を90%削減したとしています。着信時にAIが要件を聞き取って物件情報と照合し担当者を特定したうえで、通話終了後にWebhookで社内の管理システムへ情報を送り、起票から担当者への通知までを自動化する仕組みです。類似名称の物件の識別には対話シナリオのカスタマイズ機能で対応しているとしています。今後は全国7事業部へ順次展開し、全社で月間5万件超の電話業務の自動化を目指すとしています。
選定にとっての意味
マンション管理業は、管理組合の理事や居住者、取引先からの一次対応に加え、似た名称の物件から担当者を特定する独自の負荷があり、汎用的な電話応対AIがそのまま使えるとは限らない領域です。今回の発表は、先行事業部での90%という削減効果を示したうえで全社展開を決めた事例であり、対話シナリオのカスタマイズで業種特有の識別課題に対応した点は、同業種での選定材料になります。一方、発表時点では全国展開は決定段階で、7事業部すべてでの稼働はこれからです。
見るべき点
全国7事業部への展開の進捗と、月間5万件超という目標に対する実際の自動化率、他の管理会社での採用事例の有無を注視します。