Cognigy、A2Aプロトコル対応の「A2A Server Endpoint」と「A2A Agent Node」を実験的機能として追加
概要
Cognigyは2026年9月29日付のリリース2026.20で、自社のFlowをAgent2Agent(A2A)プロトコル経由で外部のA2Aクライアントに公開する「A2A Server Endpoint」と、外部のA2Aエージェントを単一のツールとして呼び出す「A2A Agent Node」を追加したと発表しました。いずれも実験的機能と明記されており、本番環境での利用は想定されていません。
何が起きたか
Cognigyは公式リリースノートで、対話プラットフォーム「Cognigy.AI」のバージョン2026.20において「A2A Server Endpoint」と「A2A Agent Node」を追加したと発表しました。原文には「It makes a Flow available to A2A clients through the Agent2Agent (A2A) protocol, versions 1.0 and 0.3. Also introduced the A2A Agent Node, a child Node of the AI Agent Node that connects to a remote A2A agent and uses it as a single tool」と記載されており、自社の対話シナリオ(Flow)を外部のA2Aクライアントから呼び出せるようにする機能と、外部のA2Aエージェントを自社のAI Agent Nodeからツールとして呼び出す機能の両方向を同時に追加したことがわかります。ただし見出しには「(Experimental)」と明記され、本文でも「This feature is experimental and isn't intended for production use」と注記されています。同リリースノートにMCP対応についての言及はありません。
選定にとっての意味
「A2A対応」を発表するベンダーは増えていますが、Cognigyは「自社のデータ・対話シナリオを外部エージェントに開く」方向(A2A Server Endpoint)と「外部エージェントを呼び出す」方向(A2A Agent Node)の両方を同時に公表した点が特徴です。ただし公式に「実験的機能で本番利用は想定していない」と明記されており、導入を急ぐ企業にとっては提供時期が未定の段階にとどまります。A2A対応を選定軸にする場合、「対応を公表した」ことと「本番で使える」ことの違いを区別して確認する必要があります。
見るべき点
実験的機能から一般提供への移行時期や、同社のMCP対応との統合状況を注視します。