ネクストジェンとモビルス、オンプレミスPBXとクラウド生成AIの相互接続で業務提携
概要
ネクストジェンとモビルスが、オンプレミス環境のPBXとクラウド型生成AIソリューションの相互接続を目的に業務提携契約を締結したと発表しました。ネクストジェンの音声キャプチャリングシステム「LA-6000」とモビルスの「MooA CommNavi」を連携させ、既存のPBX資産を活かしたまま生成AIを導入できるようにします。
何が起きたか
ネクストジェンとモビルスが、オンプレミス環境のPBXとクラウド型生成AIソリューションとの相互接続を目的とした業務提携契約を締結したと発表しました。ネクストジェンの音声キャプチャリングシステム「LA-6000」で既存PBXから通話音声を取り込み、モビルスの生成AIオペレーター支援ダッシュボード「MooA CommNavi」へリアルタイムに送る仕組みで、PBXのメーカーや機種ごとの個別開発を不要にし、導入期間とコストを削減するとしています。
選定にとっての意味
国内のコンタクトセンターの多くは今もオンプレミスのPBXで運用されており、クラウド型のCCaaSへ全面移行するには時間とコストがかかります。この提携は、既存のPBXを置き換えずに生成AIによるオペレーター支援を追加できる橋渡しを提供する点で、クラウドネイティブなベンダーへの全面移行を前提とした比較とは別の選択肢を示します。オンプレミス資産を抱える企業にとっては、AI導入のために基盤刷新が必須という前提が崩れることを意味し、選定の入り口となる条件そのものが変わります。
見るべき点
この連携が対応するPBXのメーカー・機種の範囲がどこまで広がるか、LA-6000とMooA CommNaviを組み合わせた場合の総額がクラウド移行と比べてどうなるかが観測点になります。同様のオンプレミス橋渡しを他のCTI・AIベンダーが打ち出すかどうかも見ておきたいところです。