Amazon Connect、ノーコードでエージェント型セルフサービスを設計する「Agentic CX Designer」が一般提供

発表 掲載 Amazon Web Services, Inc.

概要

AWSが、Amazon Connectのノーコードキャンバス「Agentic CX Designer」の一般提供を開始したと発表しました。フローチャートの分かりやすさを保ったまま大規模言語モデルの力を組み合わせ、エンジニアの関与なしに音声・デジタルのセルフサービス体験を設計・テスト・展開できるとしています。東京を含む主要リージョンで利用できます。

何が起きたか

AWSは、Amazon Connectの新機能「Agentic CX Designer」の一般提供を開始したと発表しました。原文では「a no-code canvas for designing and deploying AI-powered self-service experiences」「Agentic CX designer gives you the clarity of a flowchart with the power of a large language model」と説明されており、コードを書かずに会話を設計し、業務システムと連携させ、テストした上で本番運用できる音声・デジタル体験を構築できるとしています。提供リージョンは米国東部(バージニア北部)・米国西部(オレゴン)・カナダ(中部)・アジアパシフィック(東京・ソウル・シンガポール・シドニー)・欧州(フランクフルト・ロンドン)で、東京リージョンを含みます。この発表にMCPやA2Aへの言及はありません。

選定にとっての意味

AIエージェントによるセルフサービス体験の構築は、専用言語やコードで細かく制御する方向(Salesforceの「Agent Script」など、当サイトで既報)と、ノーコードで手軽に作る方向のあいだで選択肢が分かれてきています。Agentic CX Designerはノーコード側を厚くする発表で、エンジニアリソースを持たない企業でも自前でセルフサービス体験を設計・展開しやすくなります。誰が構築を担うのかによって適した製品が変わるという当サイトの見立てにとって、東京リージョンを含めて一般提供が始まった具体例になります。

見るべき点

ノーコードで作れる範囲がどこまでの複雑さの業務に対応できるか、複雑な分岐やシステム連携が必要になった場合にコードベースの手段へどう移行できるかが実務上の焦点になります。Amazon Connectの他の料金体系との関係で、この機能の利用に追加費用がかかるのかも確認したいところです。